透明度とテキスチャーで写真をより見映え良くする

写真のディテールが足りないと感じて、どうすれば良いか悩むことはありませんか? Zoner Photo Studio X の「透明度」と「テキスチャー」を調整してみてください。これらの調整は、写真全体のコントラストを変えることなく、写真の質感を高めるのに非常に効果があります。

 Zoner Photo Studio X現像モジュールにある「透明度」と「テキスチャー」は、写真のディテールを引き出し、コントラストを作り出すのに役立ちます。また、画像の全体的な印象を高めるのにも役立ちます。「透明度」と「テキスチャー」を調整するスライダーは、現像モジュールの「露出ツール」の中にあります。また、部分編集用のツールにも追加されており、用途が高いものとなっています。 

どんな写真に使えばいいのか

透明度を調整すると、写真内の撮影した物の輪郭部分のコントラストが高くなります。このため、コントラストを上げたときのような白飛びや、ヒストグラムの伸びがありません。ダイナミックレンジを強めるのは、雲が写っている写真を編集する時に適しています。

テクスチャーも同じような働きをしますが、スケールは小さく、大きなエッジには影響しません。風景写真では草むらを強調したり、ポートレートでは髪の毛などの繊細な部分を局所的に強調するなど、テキスチャーを活用することができます。   

ポートレートに注意してください

HDRと同じように、透明度とテキスチャーはポートレートには向いていません。目はもちろん、シワやシミなども強調されてしまいます。

写真には人や雲が写っていることが多いです。そのため、透明度も部分的な編集として使うのが良いでしょう。例えば、透明度はグラデーションフィルター(G)の下にもあり、この2つを組み合わせて使うことができます。画像の上部で透明度を簡単に調整でき、肌や顔の不完全さに注意を払う心配もありません。

放射状フィルター(R)を使用して、写真の上部にある雲を強調表示します。

自然写真では、葉っぱや樹皮などの自然素材、動物の毛皮、鳥の羽などのディテールを強調するために「テキスチャー」がよく使われます。テクスチャーを使うことで、その繊細な特徴、質感を引き出すことができます。いろいろなところで試してみてください。

テクスチャーを使用して葉の柔らかな質感を引き出します

モノクロ写真をより美しく

モノクロ(白黒)写真の魅力は、色がないことで、被写体や輪郭、質感、コントラストなどに目がいくことです。「透明度」と「テキスチャー」は、これらの特徴を際立たせることができます。そのため、「透明度」と「テキスチャー」はモノクロ写真のために作られていると言っても過言ではありません。

このモノクロ写真の雲は、透明度のおかげで、よりドラマチックになりました。テキスチャーは、砂の質感などの繊細な部分を強調します。

モノクロのポートレートでも、透明度があるとドラマチックになります。しかし、線や輪郭を強調するだけでなく、デジタルノイズや顔の不要な輪郭を目立たせてしまうことも忘れてはいけません。このため、まずはこれらを最小限に抑えるか、きれいにレタッチすることを忘れないでください。  

あらゆる場所で活躍できるが、適度に

「透明度」と「テキスチャー」は、コントラストに乏しい写真に命を吹き込む優れたツールです。また、ドラマ性を高めたり、素材の輪郭や質感を強調したりすることもできます。これらのツールは、ほとんどの写真に使用することができ、ほとんどの場合、イメージを向上させることができます。ただし、写真は被写体の魅力があってこそのものであり、編集はそれを引き立てるためのものであることを忘れてはなりません。HDRも同様で、よりドラマチックな効果があれば、必ずしも良い写真になるとは限りません。

あなたの写真で「テキスチャー」と「透明度」を無料でお試しいただけます。Zoner Photo Studio X をダウンロードして30日間無料で使用できます。

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著者編集部

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